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2013年6月30日用事務所だより


●2013年6月30日用事務所だより

第1 税務・会計・法務情報

 《1》法人への代表者貸付をどうするか~個人の「不良債権」を整理しよう

 金融機関融資が面倒などの理由で、代表者あるいはその親族から借入を行っている法人があります。これは、租税回避目的でなければ、通常は、無利息借入れであっても問題を法人側にも個人側にも生じませんので、相当数の利用があります。

 問題は、これがどんどん大きくなってしまっていくのと同時に、経営者が高齢化していくことです。いつか、相続が発生した時に、この貸付金は債権として、券面額評価での相続財産扱いされます。
┌─────────────────────────┐
 │会社を解散するなどしない限り、現状の税務執行では、│
 │「2000万円貸したけど、今の会社の状況では │
 │ 返して貰えないよ」 │
 │との言い訳が通じないのです。 │
 └─────────────────────────┘

 (略)

 《2》ご自身で申告書や届出書を提出される場合、必ず控の収受印確認を

 確定申告や各種の届出書を税務署や県税事務所・市役所に提出される場合、必ずご注意頂きたいこと、それは、
┌────────────────────────┐
  │税務署を出て帰る前に、控の収受印に漏れがないか、│
  │その場で確認する。 │
  └────────────────────────┘
ということです。

 弊所には、実は、およそ3年に1回は税務署から「提出されていません」との電話が来ます。そこでもし控がなければ、いくら「必ず提出した」と主張しても、証拠がないので受け付けて貰えません。

 (略)

第2 研修会情報

1)関与先様向研修会

(1)教育資金一括贈与特例解説セミナーを6月4日火曜午後に実施しました。

 三井住友信託銀行福山支店のご協力を得て、弊所関与先様向けに、手続等の説明と、税制面での説明を一緒に行うという、コラボセミナーを実施しました。

第3 その他

1)執筆情報等

(1)旬刊経理情報

 2013年6月10日号旬刊経理情報にて、「誌上座談会 税務の核心 通達改正後の実務を考える 株式保有特定会社の判定基準見直しによる影響」が掲載されました。岡野訓先生・内藤忠大先生・白井一馬先生・村木慎吾先生との共著です。

http://www.keirijouhou.jp/1349/index.html

2)外部研修会情報

1)中央経済社による『法人税の純資産』セミナーを7月5日金曜日午後3時~5時に中央経済社6階講堂にて行います。
 講師は、濱田と書籍の共執筆者である村木慎吾先生です。
 (応募は、既に申込み定足数に達したため、締め切られました)

http://www.chuokeizai.co.jp/zeinomado/editors-review/post_56.html

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INET用

 《1》重要報道

1)脱税報道等

 (略)